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スカーレットピンパーネル by 宝塚歌劇団月組 [宝塚日和]

6/9のマチネを観劇しました。
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5月に宝塚大劇場で観劇された方から
「すごく良かったよ~[グッド(上向き矢印)][ぴかぴか(新しい)]」 ってお聞きしていたので
もう・・・何週間も前から 楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。

実際観劇したら・・・もう 想像以上
楽しかったです。

・・・そう
「楽しかった」
まっさきに出てくるのは この気持ちだな・・・。
「感動した」 とか 「泣けた」 とか 「ジーンと来た」 とか
そういう気持ちもモチロンあるのですけど
終始 「ワクワク」 したテンションで あの世界に魅入ってしまいました。

この先・・・ネタばれです。

幕が開けて、フランス革命後のパリ。
舞台中央には ギロチン台。 視覚的も かなり恐ろしげなスタートです。
そんな中 荷車を押す 2人組の男が上手からやってくる。
一人は若者。もう一人は老人。
この老人が なんや すっごい存在感[あせあせ(飛び散る汗)]
もしや・・もしや・・・??って思ってたら・・・。
やっぱり
老人に変装していた 主人公 パーシー・ブレイクニー ではありませんか[ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)][ぴかぴか(新しい)]
・・・って。
まずは、このオープニングで がっつり このミュージカルに引き込まれ
そして 中だるみすることなく、ラストまでワクワクしっ放し(笑)。
本当、素敵な時間を過ごせました。

パーシー役の霧矢大夢さんは・・・
歌もダンスも もちろん素敵なのですけど・・・芝居が さらに素敵・・・。
アドリブでしゃべっているのかな? って思う箇所があったのですけど
そういう所が 特に面白かったです。

パーシーとマルグリッドとのすれ違い夫婦っぷり。
あれは・・・すごく切なかった[たらーっ(汗)]
泣いてしまったマルグリッドに あくまでパーシーは ポーカーフェイスで対応する所とか
私は女性として どちらかというとマルグリッドに同調してしまう部分が大きいので
「マルグリッドを 苛めるなっ!!」 って(まぁ苛めてるわけじゃ無いのだけど・・・)
本気で彼を 怒りたくなりましたね(笑)

そうそう、その 霧矢大夢さん演じる パーシーブレイクニー。
このキャラクター。すごく魅力的でした。
普段は ユーモアあふれる イギリス貴族。
・・・だけど 実はフランス貴族たちの救世主 「スカーレットピンパーネル」。
そして さらに彼は ジャコバン党のロベスピエールの元へ スパイ潜入している
ベルギー老人 グラパン。。。
と色んな表情を持っているんです。

とくに「グラパン」が・・・・・・・・・・・・・・すっごい。
デカ鼻にソバカス、腰は曲がって ガニ股歩き。
ひげを触るしぐさは 指の関節がグニャグニャ動いて
何か・・・人間とは違う生き物を見ているかのよう(褒めコトバです、念のため)。
パーシーとは 全く違うキャラ・・・
けっして かっこ良い容姿ではない・・・んですけど
・・・・・・ときめきました。
グラパンに・・・ときめきました。
(厳密に言えば、グラパンに変装しているパーシーに という意味になりますが)

蒼乃夕妃さん演じる マルグリッドも 素敵でした。
切ない思いをしても 気丈に振舞っていて
強いなぁって・・・思いました。
劇場で 「勇気の歌」 を歌ってしまうシーン。
かっこよかったなぁ・・・
(それを見ている グラパンの姿にも胸キュンしましたが)

他にも ショーヴランが 冷酷なキャラなんだけれども
何か 憎めなかったり
アルマン と マリーの ラブラブな感じに すごくココロ癒されたり
スカピン男衆のはじけっぷりに ドキドキワクワクしたり・・・

全部のキャラが 活き活きして見えました・・・。

観に行って良かった。

書きたい事はまだまだ 出てきそうですが きりがないので・・・この辺で(笑)。

とにもかくにも
このミュージカルでは キラキラのエネルギーを頂きました。
この胸に ひとかけら・・・どころじゃない
100%の勇気 を 頂きました。

それを今度は 自分自身の輝きに変えて・・・
私も・・・頑張って行こうと思いますっ。仕事も、芝居も、ダンスもね。

・・・あさっては 自分も本番っ。
よしっ 頑張っていくぞー。


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