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レ・ミゼを想う・・・ [レ・ミゼラブル2011]

ロンドンオリジナルバージョンは 今年でラスト・・・

見てきましたよ!この目に、この心に 焼き付けるために!

6月3日(金)観劇です。

ジャンバルジャン:別所哲也
ジャベール:KENTARO
エポニーヌ:笹本玲奈
ファンティーヌ:新妻聖子
コゼット:折井理子
マリウス:野島直人
テナルディエ:駒田一
マダムテナルディエ:阿知波悟美
アンジョルラス:阿部よしつぐ

***以下は私の注目していた役者さんたち

かつら屋:絵理
司教・レーグル:武井基治
クールフェラック:西川大貴
ガブローシュ:加藤清史郎
リトルコゼット:蒲生彩華


「列に入れよ、我らの味方に 砦の向こうにあこがれの世界・・・」

レ・ミゼを初めて見たのは、高校生の時でした
エピローグで民衆の歌を聴いて 私は涙を拭うことも忘れて ただただ舞台に見入っていました。

たった3時間で、何十人もの人生を一緒に生きたような気分になり、もう 放心状態でした。
正義、悪、友情、愛・・・
様々なテーマが交錯する中
私は・・・「生きるってなんだろう」と部分につよく揺さぶれました。

今だから言えますが、レ・ミゼを始めてみた頃
思春期まっただ中だった私は
「私は何で生きてるんだろう、私は生きる意味があるんだろうか」と思っていました。
自分にとって大切な存在だった祖父を亡くしてしまってから
半年、その死を乗り越えられず ずっと抱え続けていたことでした。


ラストシーンの
「誰かを愛することは 神様のおそばにいることだ」
・・・で
私は 初めて救われました。
泣き崩れるコゼットとマリウスに自分自身を投影し
優しく見守っているバルジャンたちが おじいちゃんの姿に見えたのです。

私は 様々な人達の血と愛と志を引き継いで、今
生かされているんだ と感じました。

そして民衆の歌を聴いて
自分の信念を持って、自分の命を全うしよう と思いました。
せっかく おじいちゃん達が、私をこの世に送り出し、愛し、守ってくれたんだから・・・。
何となく生きるんではなくて・・・って

そう思って・・・・・・・・今があります。

レ・ミゼを見ながら 私は大きくなりました。
高校を卒業し、演劇の学校に入って・・・ミュージカルに立って 病気したり、イロンナ失敗をしたり・・・・

この舞台に立ちたくてオーディションに挑戦したこともありあしたっけ。。。

まさに。生きる力をもらった作品です・・・。

音楽や芝居・・・本来だったら 無くても生きていけるもの。
だけど 自分は その「無くても生きていけるもの」に どれだけの力を貰って
今を生きているか。

自分の人生の中で、この作品に出会えたこと・・・感謝します。

さてさて、
今回の観劇ルポは、とても1ページには収まりそうもありません・・・ですので
レ・ミゼラブル2011 というカテゴリを作りました。
次回は キャストについて 詳しくupしようと思います★


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