2015年12月30日～31日 外へ出てみる [低髄再発？→回復記録（自然治癒記録）]
ようやく冬眠状態が解けたのか、
少しずつ意識がクリアになってきて
昼間もほとんど起きていられるようになっている。
症状は消失していないけど
ゆっくり動いている分には、痛みも違和感も共存できるレベル。
ここから、徐々に日常生活に戻っていけそうな予感。
思いきって、近所のコンビニまでお買い物に行ってみる。
ほぼ15日ぶりに外に出てみて
なんだか、今までと景色が変わって見える。
車、自転車、バイク、
スマホ見ながら歩いてる人･･･
何故だか 芽生える違和感。
今の自分は動きが、かなりスロー。
あのスピードに乗っていないから･･･そこから来る違和感かもしれない。
でも、まぁ
しばらくは自分のスピードで
ちょっと違って見える世界を楽しんでみよう。
2015年12月22日～30日 冬眠の日々 [低髄再発？→回復記録（自然治癒記録）]
脳脊症状のようなものが出てから
気がつけば、２週間以上経過。
ここ数日間は、眠りの世界の住人になっている。
食事、トイレ、お風呂、
そして身体の手当てをしている以外の時間は
ほとんど眠っている。
自分でもビックリするくらい、眠くてたまらない。
薬（鎮痛剤）は処方されたものの
全く飲んでいないので副作用とか、そういうものではない。
自然に、脳や身体に「眠って」と誘われていく感じがしている。
症状は毎日変わっていく。
ひとつの症状がどんどん悪化したり、良くなっていったりする というよりは
頭痛、耳なり、身体のこわばり、痺れ、めまい･･･
毎日それぞれ違う症状が出てきて、そのレベルも違う。
だから、以前のように
少しでも「治っているか否か」･･･という意識下では自分の状態が分からない。
それは今は、考えなくて良いのかもしれない。
多彩な症状が出ているのも
脳脊髄液が、少なくても循環してくれている証。
こんなに眠いのも、身体が脳脊髄液を生成してくれている証。
自然とそんな風に思えている。
この眠りが通常の長さに戻ってきたときに
意識もこっちに戻って来て、本当の意味で
心も身体も繋がってくるんじゃないかな。
今はとにかく、眠ろうとする身体の声に従って
冬眠することにする。
2015年12月21日 選択 [低髄再発？→回復記録（自然治癒記録）]
父親に車を運転して貰って、大学病院へ。
造影剤を使用したMRI検査を受ける。
脳の下垂や髄液漏れの所見は見当たらない。
ただ、これもこの病気の特長で
必ずしもひとつの検査では測れない。とのこと。
難治性の場合は特に...｡
けれど､これまでの経緯と出ている症状から判断して
やはり脳脊髄液減少症の影響であろうという診断。
５年前にも、
『一回のブラッドパッチで全ての漏れが塞がったとは思わないで下さい。』
と言われている。
元々が､完治には至れていなかった...という事になるのかもしれない。
もっと詳しく 髄圧を計ったり
髄液漏れの箇所を検証するという検査もあるけれど、
腰椎穿刺を伴うため、
今の自分には､リスクも大きい･･･そう感じる。
５年前の発症の時は、症状がひどかった。
もう死んでしまうと思う痛みだった･･･だから。
リスクを背負ってでも原因を見つけたいと願い､そうしてもらったけれど｡
でも、今回は 少しならば起きていられるし
毎日、微細ではあるけれど､回復と思える変化も感じている。
だから、これ以上 原因を探る必要は､ないかな･･･と思えた。
安静臥床と水分補給と手当てで
自然に症状が治まっていくのを待ってみようと、そう決める。
いまは 少しずつでもよき方へ流れようと動いてくれているこの身体を
受け入れたいし､信じよう。
とりあえず､年末年始は
安静臥床に徹することに決める。
2015年12月19日 多彩な症状 [低髄再発？→回復記録（自然治癒記録）]
症状が出てから８日目。
昨夜は何だかフワフワした感覚と、身体の痛みが強くて
なかなか寝付けなかった。
朝起きて､２時間くらい身体を起こして様子を見てみる。
頭部に違和感はあるけれど、耐えられないほどではない。
時間がたつにつれて、耳の閉塞感が現れはじめる。
５年前、ブラッドパッチをして１週間経過した頃の状態と似ている。
頭痛はかなり治まっているけれど、他の症状が強く出る感じ...｡
背中が痛くて横になっているのも辛かったので
ロキソニンテープ（湿布薬）を使う。
肩甲骨と腰にかけて、合計４枚。だいぶ楽...
鎮痛剤は全く効かないので...
湿布で痛みを緩和できるのは､とても有り難いと思う。
2015年12月18日 安静臥床 [低髄再発？→回復記録（自然治癒記録）]
脳脊（のような）症状が再発してから､1週間経とうとしている。
昨日までは、身体を横にしていても痛みが残って
意識も朦朧としていたけれど
今日は、起床から２時間くらいは痛みもな少なく過ごせた。
頭部の違和感と耳の閉塞感とぼんやり感のみ｡
でも横になれば､意識がクリアになって思考回路も動き出す。
タブレットを使って文章も打てている｡
ずっと眠っていたせいか､身体の強張りは
昨日よりも強めに出ている...
手当てをしてみたら
背中がだいぶ楽になる。
脳脊の影響だけじゃなく、心の緊張で強張っている部分もあるのだ...と実感｡
2015年12月16日 大学病院へ [低髄再発？→回復記録（自然治癒記録）]
朝から大学病院に行く。
５年前にお世話になった先生は
異動などで、どなたもおられず･･･
新しく診ていただいたドクターの見解では
脳脊髄液減少症の症状が再発してる可能性が高いとのこと。
髄液もれが再び発生しているのか否かについては、
CTや普通のMRでは分からないため
５日後に、造影剤を使用したMRをして確認することに。
仮に再発だったとしても
早期に臥相安静・水分補給の手当が出来れば
回復出来る可能性があるかもしれない。
そう思って、年内の仕事と予定を全てキャンセル。
実家で安静臥床させて貰う事に決める。
（メモ）
今回、久しぶりに脳外科を受診してみて
医療機関での 脳脊認知度が上がっているのを実感。
看護師さん、ドクターはもちろんのこと
薬局の薬剤師さんも病名で理解を示してくれた。
2015年12月15日 鎮痛剤が効かない [低髄再発？→回復記録（自然治癒記録）]
ボルタレンを飲んで､会社に出勤してみる｡
状態は昨日と同じ...やはり頭の上下移動があった際に症状が強く出る。
それに加えて、後頭部が引っ張られるような感覚も出てくる｡
でも､５年前の時のような
『このまま死んでしまうかもしれない』
と思うような強い痛みじゃない。
５年前の痛みのレベルが１０なら
今回は６から７くらい｡
けれど､どんどん動くスピードがゆっくりになっていく｡
それは周囲から見ても明らかな変化だったようで
みんな心配して声をかけてくれる...
『大丈夫?』 という問いかけに
『大丈夫です』 と答えるのが段々しんどくなっていることに気づく。
ボルタレンが効いていない｡
回復していく気配がない｡
これはやはり､普通の状況ではない｡
動けるうちに病院に行こう｡｡｡
ようやく､決心がつく｡
2015年12月14日 起立性の症状が出る [低髄再発？→回復記録（自然治癒記録）]
身体の痛みは昨日と同じ｡
でも､起きていられる状態だったので出勤してみた｡
パソコンに一人で向かっているときはあまり気にならないが
コピーをとるために立ち上がったりすると
頭が重くなり､耳が聞こえ辛くなり､クラクラして
しばらくその場で固まってしまう状態。
座った状態から立ち上がる（下から上）だけでなく
立っている状態から座る（上から下）というパターンでも
同じ症状が出る。
階段の登り降り
エスカレータやエレベーターでの移動時でも同じ症状が出る。
また､電話や打合せなどで
相手の声と言葉を聞き取るのが、しんどいことに気づく。
耳の閉塞感が強くなってきている...｡
何となく、髄圧が影響しているのではないかと思い始める。
この日は会社を早退して、近所のクリニックを受診｡
ボルタレンを処方してもらう。
実験的に､これを飲んでみて効かなければ...
脳脊髄液減少症の再発を疑った方が良い｡
そう思った。
2015年12月13日 頭を動かすと痛い [低髄再発？→回復記録（自然治癒記録）]
症状は続いている。
ただ･･･身体を横にしても痛みは軽減しない（痛いまま）ことから
脳脊の症状が再発したわけではないのだと思っていた。
ひょっとしたら、偏頭痛や緊張性頭痛を起こしているのかもしれない。と。
そう思って、しばらく様子をみることにする...｡
痛みはあるものの、日常的な動作は何とか出来ている｡
何となく痺れてはいるけれど感覚はちゃんとある。
ただ､立ったり、座ったり､屈んだりして
頭の位置を動かすと
何かに頭部が前後左右から締め付けられているような
苦しい感覚を覚える。
しばらくじっとしていると治まる｡
5年前の脳脊発症時と違うのは
①座った姿勢は保てている｡
②じっとしていると痛みがひく
という点｡
だから､やはり脳脊の再発ではない､と思っていた｡
この時点では...
この日は出歩かず、家でゆっくり過ごす｡
