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レ・ミゼラブル 6/29 観劇日記⑤ 後半 [レ・ミゼラブル2007]

この観劇記はネタバレを含みます。
そういうのが嫌な方は、見ない様にして下さいね☆

全部の記事を読みたい方は、「レ・ミゼラブル2007」 のカテゴリをチェックしてください☆

さてさて、いよいよ後半です。

後半は・・・好きなシーンがいっぱいです。
まずエポの 「ON・MY・OWN」
歌う前に、バルジャンから貰ったお駄賃を 思い切り投げ捨てるエポニーヌ。
こういう行為に、彼女のココロの強さを感じます。

「幸せの世界に縁など なぁぁぁぁぁぁい・・・」
の後の
「愛してる・・・愛してる・・・愛してる・・・」
の時の指揮者さん。
坂本さんのエポと、しっかり気持ちを通わせてました。

歌い終わって後ろを振り向き・・・静かに歩いていくエポニーヌ。
両サイドからは、バリケードのセットがゆっくりと迫ってきています。
流れてる音楽は・・・まるでレクイエムのよう。
そして、パッとコートを一回なびかせ、エポニーヌは走り去って行きます。
この時の動きと背中の演技、最高です・・・。

エポニーヌ・・・好きなんですよ。
愛しても決して報われる事のない悲しい役なんですけど。
でも、彼女の強さや勇気、マリウスをまっすぐに愛する一途さ、大好きです。

そのエポニーヌが死んでしまう場面。
泣きました。。。
おろおろしているマリウスに、死にそうなエポの方が、
「大丈夫、ムシュ マリウス。痛く無いわ。静かな雨も辛く無いわ。」
って・・・(泣)。最期まで・・・なんか切ないよ。

ここから先は、死のシーンが続きます。

まず、ガブローシュの死。
ここ、歌詞が変わったんですね。
「10発の弾で、世界を変えよう。一発目は警察に、二発目は貴族に・・・」(こんな感じだったかな?)
今日は、カバンがバリケードの上辺りに引っかかって、学生さんが受け取る事が出来てました。
・・・しっかし・・・。
ここのシーンはやっぱり、痛いです。死んでいくガブが、視覚的に小さすぎる・・・。
何だか、3歳の甥っ子と姿がダブって、涙が止まりませんでした。

その後、アンジョルラス、グランテール・・・と みんな弾丸に倒れて行きます。。。
このときのスローモーション、迫力ありますね。
蜂の巣状態にされるのを、スローモーションでやってる役者さんがいたんですけど
まるで、そういう映像を見ているみたいでした。凄かった・・・。

バリケードのシーンが終って、ジャベールの入水自殺シーン。
役者が下に落ちていくのではなく、セット(橋)が上に上がって、
役者は動きで落ちた事を表現する・・・っていう方法。
これ、何回観ても 凄いなぁって感じます。
落ちて、水に飲まれて・・・って、難しい表現ですが、しっかりと伝わってきました。

バルジャンの最期のシーン・・・

なんでしょうかね。。。
今までで、一番涙が出ました。
「罪深きわが身、貴方の元へ・・・」
この歌詞が、こんなにジーンときたのは初めてです。。。
橋本さんのバルジャンって、前半すごく激しさがあり、荒々しさもあり
だからこそ、最期に こう・・・静かに神に祈る姿が 活きている感じがしました。
素晴らしいです。

ラストナンバー 「民衆の歌」
口パクで、一緒に歌っちゃいました・・・。
すっごい、幸せでした。

そして、カーテンコール。
ここで、私にとっては、またまた幸せな出来事が!!

レ・ミゼって、カーテンコールの時に、役者さんがお客さんに小さな花束を投げてくれるんですよ。
でも、まぁ・・・カンパニーの人数分なので、運が良ければキャッチ出来るかなぁって感じなのです。
今まで、一度もキャッチ出来た事はありません。
でも、今日は・・・

投げて貰えたんですよ!!
しかも 大好きなエポニーヌ役の坂本真綾さんに☆
ちなみに、コレがその花束です↓

それをキャッチして、幸せに浸ってたら、もう一個 飛んできて・・・(それも坂本真綾さんからでした)
合計二つの花束をキャッチしました!!
でも、一人で二つも貰ったら贅沢じゃないですか。
なので、トナリに座っていた方に一つ差し上げました。喜びは皆で分かち合おうぜって事で。

嬉しかったぁぁ。
今日は、本当に幸せな一日でした。。。

A列29番なんて・・・もう二度と座れないだろうなぁ。


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